2009/05/23(土) [長年日記]

dotfilesをGitHubで公開する上での問題点

.emacsや.zshrcをGitHubに入れるのは便利だ。
Meadowのフォントの設定等、まだまだ"bad knowhow"(バッドノウハウ)的な技術は生き続けているし、情報交換がありがたいのは否定できない。
単にGitでバージョン管理するだけでは飽き足らず、俺を含む多くの人がしているようだ。

しかし、同じホームディレクトリに、「Gitでの管理はしたいが、公開はしたくない」という情報が確実にある。
あらためて問題点を見なおそう。

秘密にしたい情報

  • パスワード類
    • SSHの秘密鍵
    • .riece/init.el
    • .fetchmailrc
  • 個人情報
    • 実名・メールアドレス・住所・電話番号・勤務先
    • .bbdb (他社の個人情報)
    • 自分が何を読んでいるか・何に関心があるかといった情報
    • 「お宝」を隠し持っているという事実
  • 非公開プロダクトのソースコード
    場合によっては自分ではなく顧客の資産であったり
    DropboxやZumoDriveに入れるのも躊躇われる
    対策例: homeではないdirectoryに置く

対策案

  • dotfilesをGitHubに入れるのをやめる。
  • ディレクトリをまるごとgit addしない。(これは普段から避けたい)
  • 秘密にしたいものを、あらかじめ.gitignoreに記述しておく。
  • 秘密にしたいものを、同じdirectoryに置くのをやめる。
    /proj, /src等に移動
[]